英語で読める!っていう特典!
*これはあくまで僕の偏見と独断で構成されている文章であり、クレームは一切受け付けません!
コメントなど違う考え方をシェアしてくださる場合はもちろん大歓迎です!
インターネット上のホームページじゃ英語の方が圧倒的に多いものですが、本の数で言うとどれくらいの物でしょうか?
皆さんは普段から本読みますか?
この前、いつも聞いているポッドキャストによればアメリカ人の平均は一年になんと。。。。一冊!!しか読まないらしいです。。。。なんて悲しい事実だ。。。読書大好きな僕は一ヶ月に平均四冊は読むのに。。。。もったいない!!!
僕を知っている人なら「英語上達したかったら、英語の本を読め!!」と少なくとも5回くらいは言われたことがありますよね?
今回のネタも本を読む大切さ!?
ではないです!安心して下さい!!
今回は前から気になっていたことを考察した結果を伝えたいと思います!
で、先の話に戻りますが、本の数で言うとどれくらいの差が英語と日本語にあると思いますか?
英語で出版されている本の数は日本の役4倍です。。。。
(https://en.wikipedia.org/wiki/Books_published_per_country_per_year)
なので、これは言うまでもなく英語で本を読めた方が選択肢も増えますし、情報量もありますね!
しかし、それは必ずもそうではないと思います。僕の考えでは、翻訳される価値の本が日本語に翻訳されるものなので。。。
数多くの本の中から選ぶ必要がなく、厳選された日本語に翻訳された本を読めば良いということです。
しかし、ここでまた新たな問題に出くわします。
これは、もちろん読んでいる本のジャンルによってもちろん異なりますし、翻訳家のスキルでその本の読みやすさがかなり変わって来ますが、
日本語の本って難しいです。。。
翻訳の仕事もしている僕はよく同じ本を英語、日本語と両方の言語で読みます。
個人的に多々感じるのは、日本語の本って難しい。。。捗らない。。。読みにくい。。。
もちろん日本語のネイティブじゃないこともあると思いますが、読むことだけだったら日本人の平均以上に本を読んでるので、普通に読めることも考慮して、やはり読みにくいのでは??
(文部科学省によれば日本人の平均は年間12~13冊だそうです。。。
有名な話ですが(あれそうでもないかも。。。知ってる人は知ってる?)
『7つの習慣』という有名な本があります。今じゃ『マンガでわかる!7つの習慣』があるくらい知られている自己啓発本があります。
それを訳したジェームズ・スキナーさんは自ら「あの訳はひどかった。。。」と反省しています。
(これはね、彼自身が著作した『100%』という本に書いてあったはず。。。)
本が翻訳される中で、著者の思い、実際に書かれていること、微妙なニュアンスなど様々なものがちょっとずつ削除されてしまいます。
ということで日本語に訳されていても読みにくい!!!というケースもあります!
原文で読めた方が内容も深い、著者の本当な気持ちに触れることが出来ます。
逆に夏目さん、芥川さんを英訳を読んでもあの日本らしさ、文の奥にある感情が伝わりません。
トム・ソーヤを日本語で読んでも同じだろうと思います。あの英語でしか伝わらないシュールさは日本語に訳すのは無理。。。
長い話短くすると。。。
原作(英語)で読めた方が最終的にあなたにとって得!!
と僕は考えています。。。
そのように考えているのは、もう一つ大きな理由があります。
皆さん、最近日本語を話しているときでも異様にカタカナ言葉を使っていることに気づいたことありますか?
イノベーションとか。。。コミュニケーションとか。。。プライオリティとか。。。タスクとか。。。
それって、もちろん外国から来た単語(主に英語)だからというのもあるけど、日本語に存在していない単語だからというの理由の一つです。
日本語にない単語を訳そうとしても出来ないので、カタカナで表す。。。。便利なのか。。。不便なのか。。。どうも諸刃の剣のような気がします。
結局皆さんに「イノベーションの意味わかりますか?」と尋ねたら、おそらく皆さん「わかる~」と答えると思いますけど、じゃ、説明して下さい!ってなると、苦労するのでは?
それに、日本語に魔物が潜んでいます。。。漢字です。。。
なんでもかんでも漢字を当てはめて日本語に無理矢理しようとするケースが多すぎると思います。
経済、金融関係の本を日本語で読もうとしてみて下さい。超絶難しいです。。。
日本は長い歴史がある国ですが、まだ近代国家として、他国と交流する国だけとして見るならまだまだ若い国です。
西洋歴史の中で300年以上かけて作り上げられた概念、思想等が日本に流出されたのはまだ最近のことで現在の日本の姿を取り始めたのは戦後のこと。
英語に存在して、日本語に存在しない単語がたくさんあるのは納得です。
実際に英語にも存在しなかった単語がたくさんあります。語源を見ると、ドイツ語、フランス語由来の単語を多く使用しています。しかし、長い間文化に浸透していったため英語に変わって行きました。
海外からの単語が日本語に浸透するのに100年足らずの期間は短かすぎます。
いずれかはカタカナ単語も漢字を当てた海外の単語も自然な日本語の一部と化して行くだろうと思いますが、それまでどうしても日本語に訳されている本を読む時は「言葉の壁」に当たってしまうだろう。
なので、どうせ苦労するなら最初から原文で読んだ方が最終的にはお得ではないかと思っています。
もちろんゆっくり英語の本を読む余裕があればの話ですが。。。(笑)